乾燥しがちな冬、肌を守るためにはスキンケアが大切ですよね。
しかし顔のケアはしても、手のケアは意外に見落としがちなのではないでしょうか。
気づけばシワが目立って指先はカサカサ、ささくれやひび割れだらけ……ということも。
この記事では毎日できるハンドケアと、じっくり自分をいたわるための特別なハンドケアを紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 基本のハンドケア【化粧水+ハンドクリーム】
日常的におこなうハンドケアには、化粧水とハンドクリームを使いましょう。
おすすめは、顔のケアと同時に手をケアする方法。具体的には以下の手順です。
- 顔に塗布して余った化粧水を手になじませる
- 手の甲にハンドクリームを適量出して、手の甲同士をあわせて温めながら塗り広げる
- 指を使ってシワの間にもなじませるように、手のひらや指先などへ満遍なくクリームを塗る
ここで「ハンドクリームだけで良いのでは?」と思う方もいらっしゃいますよね。
しかし、乾燥した手にいきなりハンドクリームを塗るのは、あまり効果的ではありません。
多くのハンドクリームは油分がメイン。乾燥した手に油分たっぷりのハンドクリームを塗っても、なかなかなじんでくれないのです。
例えるなら、乾燥した顔にいきなりフェイスクリームを塗るようなもの。
顔のスキンケアと同じく、ハンドケアも【化粧水で水分補給→クリームの油分でふた】という手順でおこなうと、指先までしっかり潤ってくれますよ。
2. 特別なハンドケア【基本+マッサージ&蒸しタオル】
特に乾燥がひどいときや、いつもより自分をいたわりたいときは、基本のハンドケアにひと手間加えた特別なケアをしてみませんか?
用意するのは基本の化粧水とハンドクリーム、そして蒸しタオルです。
具体的な手順は以下のとおり。
- 適量の化粧水を手に取り、なじませる
- 手の甲にハンドクリームを適量出して、手の甲同士をあわせて温めながら全体に塗り広げる
- 親指と人差し指でケアする指の根元を挟み、指先に向かって細かく円を描くようにもむ
- 指の間、手のひらの中央、親指と人差し指の間などを、親指でゆっくり指圧する
- 蒸しタオルで手を包み、5〜10分ほど置く
- 余分なクリームを蒸しタオルで軽く拭き取りつつ、水分や油分を再度手になじませて完了!
いつものケアにマッサージと蒸しタオルを加えることで、手の血行が促進され、保湿成分が浸透しやすくなります。
蒸しタオルを用意するとき、お湯に好みのエッセンシャルオイルを数滴入れれば、香りでもリラックスできるのでおすすめです。
蒸しタオルの温度を上げたいときは、お湯に浸したタオルを絞ったあと、電子レンジで30秒ほど追加で加熱してください。タオルはすぐに熱くなるので、温めすぎてやけどしないように注意しましょう。
3. ハンドケアで手と心をいたわろう!
手は老化がとても出やすいパーツです。他人から手の老化を見られていることをご存じですか?
2019年にロート製薬がおこなった『女性の老け手に関する調査』では、20〜60代の女性の約50%が他人の「手」を見て老化を感じると判明したのです。(※1)
また、手は顔以上に自分自身で目にする機会が多いパーツ。
先の調査でも、女性の約45%が自分の「手」を見て老化を感じると回答しています。
日常で目にするなら、ささくれとシワが目立つ手よりも、潤ってハリがある手のほうが気持ちも上を向きますよね。
紹介したハンドケアで、ぜひ指先までご自身をいたわりましょう。
【参考】
【ハンドケアのやり方のコツって?】ケア方法&おすすめアイテムでしっとりなめらか手肌に | 美容の情報 | ワタシプラス/資生堂
【ハンドケア】セルフで正しいやり方とおすすめグッズについて | HOMEIジェルネイルコラム
効果的な手荒れ対策の方法 | ハンドケア | ユースキン・プロ
パーツモデルが教える、手荒れや老化を防ぐ「うるおい」ハンドケア: me&beaute-Maison KOSÉ
(※1)【女性の老け手に関する意識と実態調査】「手」は顔ほどに年齢(モノ)を言う 老け見えの知られざる落とし穴? 女性の老けは顔、髪と「手」がポイント! | ロート製薬株式会社のプレスリリース