頑張ってケアしているのに髪にツヤがない、ボリュームがでない…など、ヘアケアで悩みを抱えている女性は多いのではないでしょうか。
お手入れの仕方を見直すことで美しさをキープできます。また、生活習慣を改善するのも髪のとって大切なんだとか♪
もう無理!とあきらめる前に、美髪生活をスタートしてみませんか?そのためのコツをご紹介します。

1.髪にダメージを与える4つの原因
①間違ったお手入れ
髪は摩擦と熱に弱く、シャンプーやヘアドライなどで間違ったお手入れを続けると、髪への大きなダメージに繋がります。正しい知識をもつことが大切。
②生活の乱れ
不健康な生活は血行不良や代謝の低下を招き、頭皮環境に大きく影響。抜け毛や細毛を招くことも。
③紫外線
紫外線が髪に当たると変性し、髪の強度が低下。色素やツヤが失われやすくなります。特に濡れた髪に紫外線が当たらないように注意。
④偏った食生活
髪の主成分はたんぱく質。肉や魚、豆類などをバランスよく食べることが大事。塩分、糖類、添加物などの摂りすぎには気をつけて。
2.美髪5か条
髪がきれいになった!と実感できるまでには時間がかかります。ですが、長期的にお手入れを続ければ必ず髪は変わります。次の5つのポイントを意識してみてください♪
1.バランスの良い食事・運動・質の高い睡眠
2.スタイルよりも美髪重視の美容師を選ぶ
3.髪に摩擦がかからないように気をつける
4.ドライヤーやヘアアイロンの温度設定に注意する
5.外出時は帽子や日傘で紫外線から髪を守る
3.正しいヘアケアの方法
1.洗う
シャンプー剤は手のひらで泡立ててから髪につける。頭皮を揉むように洗うのがコツ。すっきり洗いたい人は、シリコン素材のシャンプーブラシもおすすめ。
すすぎは頭頂部から襟足までいろいろな角度でシャワーを当て、髪の根元の泡を流しましょう。トリートメントやコンディショナーは頭皮にはつけず、髪のみにつけてすすぎます。シャンプーの2倍の時間をかけてしっかりとすすぐと◎
2.乾かす
ドライヤーを使う前にまずはタオルドライ。髪の表面だけではなく、内側の根元の部分にタオルを当ててしっかりと水分を吸い取る。その後、髪を包み軽く押さえるようにしましょう。
ドライヤーは全体の湿り気がなくなるまできちんと乾かす。上から下方向に当てるとキューティクルが整い、ツヤのある仕上がりに♪
3.守る
就寝時の摩擦から髪を守るため、枕カバーは摩擦を最低限にできるシルク素材を。日傘は地面からの照り返しの光を吸収する、外側が白、内側が黒のものがおすすめ。
4.とかす
一度に根元から毛先までブラシを通さないように注意。もつれやすい毛先からスタートし、中間、根元と分けてブラッシング。大きなストロークは摩擦で髪が傷みやすくなるので注意。
ヘアブラシは髪質に合わせて選びましょう。細く絡みやすい人は目の細かい天然毛のもの、髪が多く硬い人は木製の目が粗いものを選んでみて◎
これから夏本番。紫外線の強い季節ですが、デイリーケアを大切にして美しい髪をキープしていきましょう!
【参考】健康雑誌『若々』2023年6月号