水分や油分のバランスが崩れることで起きるのがドライアイ。最近では様々なパターンの人がいることがわかっています。そこで今回は、どのタイプの人にもオススメな「ドライアイの対策ポイント」をご紹介します。
辛い目のストレスを解消できるかも?気軽に試せるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね♪
ドライアイ対策!ポイント10
- コンタクトレンズの装着時間を短くする
コンタクトレンズを長い間装着していると、油分を分泌するマイボーム腺が減少してしまうことがあるのだとか。装着時間を1分でも短くしたり、1週間に数日はメガネで過ごすようにしたりするのがオススメ◎ - パソコン使用時にもしっかりまばたきをする
画面を長時間見ているとまばたきの回数が減る、浅いまばたきが増加するなどのダメージが。まぶたをしっかり閉じる「まばたきトレーニング」やこまめな休憩を大切に。パソコン画面を目より下側にして伏し目がちにするのもオススメ。 - 涙にいい栄養をとる
水分不足には「オメガ3」が含まれるサバ缶、アマニ油。他にも「ラクトフェリン」が含まれるラクトフェリン入りヨーグルトがGOOD。油分不足には「オメガ3」、「ビタミンD」が含まれるイワシ、鮭がオススメ。食べるときにはジャスミン茶やウーロン茶をプラスしてみて。 - カフェインをとる
目安となるカフェイン量は300mg、約3杯ほど。コーヒーが苦手な人は日本茶や紅茶でも同じ効果が◎(煎茶9杯、紅茶6杯が目安) - 肌の乾燥を防ぐ
ドライアイは顔や肌の状態や乾燥度と関係しているとの研究データも。肌の保湿もキープしよう。 - 腹式呼吸で涙を出す
涙は副交感神経が優位(リラックス)な時に出るもの。4秒かけて息を吸い、6秒かけて吐く腹式呼吸を続けてリラックスしよう♪ - 運動習慣を身につける
運動は代謝を高め、血流をよくする効果が◎気持ちがスッキリすると、副交感神経が優位になって涙が出やすくなるのだとか。 - マスクを正しくつける
マスクをすると息が上に漏れ、涙が吹き飛ばされる「マスクドライアイ」が急増中。マスクは鼻や頬にフィットするよう調整し、目に息が当たらないように意識してみて。 - ゆっくりお風呂に入る
入浴は副交感神経を優位にして、体を温め血流も良くなるのだそう。入浴してリラックスしながら目を温めたり、目元をしっかりと洗って清潔にしたりすることで相乗効果が◎ - 睡眠のクオリティを高める
寝付きが悪い、睡眠時間が短いなど、睡眠のクオリティが低い人はドライアイが原因かも。食事や運動、入浴などの生活ルーティンを改善していくことが大切。
室内環境を整える!3つのポイント
エアコンは直接目に触れないように、風が当たらない場所に移動したり、メガネを使用したりして工夫しましょう。
室内温度は20〜25度がオススメ。寒すぎても暑すぎても目の負担に。心地よい温度を意識してください。
湿度は40~60%をキープできるように加湿器を利用してみてください。USB型の卓上加湿器でも周辺の湿度を下げられるので、オフィスでも快適。
目にとって快適な空間になるよう、環境を変えたりアイテムを取り入れたりしてみてくださいね。
【参考】健康雑誌『若々』2022年12月号