目に良いブルーベリーで花粉対策!?

甘酸っぱくて美味しいブルーベリー。目に良いというイメージが強いかもしれませんが、「本当に目にいいの?」と疑問をもっていませんか?

ブルーベリーの種類や成分に注目して、その理由をお伝えします。実は「花粉症対策」に役立つアイテムとしても注目されています。

ブルーベリーの種類

ブルーベリーは北米産の果樹で、夏には青紫色の果実が実ります。日本でも広く栽培されていますが、世界には150種類ものブルーベリーが存在するのだとか。

大きく分けると栽培種と野生種があり、樹木の形はもちろん、果実の数や大きさ、味もそれぞれに個性があります。ケーキの上に乗っていたり、スーパーで見かけたりするブルーベリーは、日本全国で栽培されている「栽培種」です。

ビルベリーのここがすごい!

「野生種」のなかでも北欧に自生する「ビルベリー」は、たっぷりの紫外線を浴びているため、青紫色の色素をもつポリフェノールの一種「アントシアニン」をたくさん作り出します

このアントシアニンには高い抗酸化作用があり、健康成分として様々な機能があることがわかっています。ピント調整の改善、疲労感を和らげるのはもちろんのこと、生活習慣病対策にも◎

さらに、ビルベリー由来のアントシアニンには毛細血管を保護して強化する働きもあるんだとか。目の網膜には毛細血管がいっぱい。酸素や栄養を行き渡らせる役目をサポートしてくれます。テレワークや趣味の時間など、パソコンやスマートフォンを見る時間が長い人にオススメです。

【ビルベリー由来のアントシアニンに期待できる他の効果】

・心臓を守る働き

・高血圧予防効果

・抗肥満作用

・胃潰瘍抑制効果

・肝臓保護作用 など

花粉症の対策にもオススメ

花粉症とは、鼻腔内に入ってきた花粉(スギやブタクサなど)に対する過剰な免疫反応のこと。鼻腔内に入った花粉に抗体が反応し、アレルギー誘発物質のヒスタミンが放出され、鼻水、くしゃみなどの諸症状が発症します。

花粉症の対策には、活性酸素の過剰生産を抑えることがカギ。ビルベリーの活性酸素を除去する働きが「花粉症」の症状を軽減するという報告も。

とある実験ではアントシアニンが含まれたエサを食べたマウスの方が、アレルギーを誘発するヒスタミンの量が60%も減少するという結果になったのだとか。

現代人は何かと目を酷使しがち。知らないうちに目にとってストレスフルな状況になっていた…なんてこともあるかもしれませんね。この機会にぜひ、ビルベリーで目をケアしてみませんか?


他にもいくつか紹介されていたのですが、ターゲットの年齢層(20~40代女性)に合わないものは今回カットしました。

【参考】健康雑誌【若々】2023年新春号