冷え性撃退!ぽかぽか体質になろう

2022-10-11

女性の悩みとして特に多いのが「冷え」。季節問わず冷えを感じているという方も多いのではないでしょうか。

体の冷えは、代謝の低下や便秘、気分の落ち込みなども引き起こすといわれています。「健康なはずなのに体がだるい…」という人はもしかしたら、冷えが原因かもしれません。

今回は、冷えからくる体調不良のサインや、体をぽかぽかさせる「温活」について紹介します。お腹をさわって冷たく感じる人は、体が冷えている証拠。お伝えするポイントで体を冷えから守っていきましょう♪

冷えるとむくみやすくなる

寒くなると私たちの体は体温を逃さないように血管が縮むため、血圧が上がりやすくなります。
また、雨の日など湿度が高いと水分が蒸発しにくく、体内に水がたまりがちになったり、体がむくんで冷えやすくなったりすることも。肌寒い雨の日は、特に注意が必要ですね。

体調不良は冷えのせいかも?

肩こり、頭痛、気分の落ち込み、胃もたれ、便秘、生理痛、生理不順、むくみ、肌荒れなどの病院に行くほどではない「ちょっとした不調」は冷えが原因であることが多いです。

冷えると血流が悪くなるため、このような症状が出やすいのだとか。

血液が全身に巡ることで体中の細胞に酸素や栄養が届き、老廃物も回収されます。ですから、血液が十分に巡らなくなると脳や臓器の機能が落ちるのです。

さらに、幸せホルモン(セロトニン)や、やる気ホルモン(ドーパミン)を作る酵素の働きを低下させるためイライラを引き起こします。うつは冷え性や虚弱体質の人がなりやすく、漢方では「冷えの病」とされているほどです。

まさに「冷えは万病の元」。だからこそ、体を温めることが大切です。気づいたら冷えていた…なんてことがないように、日頃から継続的に「温活」をすることが大切です。

毎日の温活でぽかぽかに

冷えをなくし、日々を心地よく過ごすためには、どんな習慣を取り入れると良いのでしょうか。食事やストレッチ、温めアイテムなどを取り入れた4つのルーティンを紹介します♪

  • 太ももを鍛えて血流アップ

1日30分のウォーキング、または1日30回のスクワットが効果的。筋肉は体温を作り出す働きを担っていて、体温の約4割は筋肉で作られているのだとか。筋肉量が増えると代謝もアップして、巡りの良い体へとパワーアップも◎

  • 毎日24時間「腹巻き」をする

お腹を冷やさないためには「腹巻き」が一番オススメ。多くの臓器や血液が集まるお腹を温めると、効率的に体温を上げることが可能に◎

免疫細胞の約7割は腸に存在しているため、お腹を温めることは免疫力のアップにも♪

  • 生姜と味噌をプラス

生姜には血流を良くして体を温める効果が◎

紅茶や白湯に入れたり、そばやうどんに薬味として加えたりするのもオススメ。使うのはすりおろしでも粉末でもOK。

さらに、温活では味噌汁もオススメ。味噌は必須アミノ酸9種のほか、代謝を促すビタミンBや体の調子を整えるミネラルも含まれています。

  • じわ~っと汗をかくまで入浴

40度程度のお湯に10分ほどしっかりつかりましょう。じわ~っと汗が出てくれば、体が芯から温まった証拠!下半身を重点的に温めたいなら、30~40分の半身浴でじっくり汗をかくのがオススメ。

だるさに負けないように、温活で健康的な体を目指しましょう♪

【参考】健康雑誌『若々』2022年6月号