目を守る7つの習慣

目の寿命を延ばそう!

日本人の平均寿命は80歳を超えていますが、目の寿命は一般的に70歳ぐらいまでといわれています。個人差はあるものの40代から目のケアをするかしないかで、のちのちの目の寿命にも差がでてきます。

失明ときくと両目が見えないことをイメージするかもしれませんが、日常生活が困難な状態になることも失明の一つです。

今回は目を守るために大切な7つの習慣についてお伝えします。デスクワークやスマートフォンなどで目を酷使している人は、特に必見です♪

大切な7つの習慣

目の健康や寿命を延ばすために誰でも実践しやすいものばかりです。是非、生活のなかで取り入れてみてくださいね。

  1. 目をかかない!こすらない!
    目を傷つけたり、まぶたが腫れたりしてしまう原因になるので止めましょう。網膜が剥がれると、失明リスクの高い網膜剥離などを引き起こすことも。
  2. 紫外線から目を守る
    目はむき出しの臓器。紫外線を浴びすぎると加齢黄斑変性などのリスクが上昇。UVカットサングラスや日傘などで対策を。
  3. 寝転びながらのスマホやテレビはNG!
    ついやってしまいがちな寝ながらスマホ。左右で見ているモノとの距離が異なり、視力に左右差が生じてしまいます。乱視などの原因にもなるため避けましょう。
  4. ルテイン・ビタミンACEなどの栄養を摂る
    目の回復力を上げるために役立つ栄養素がルテインとビタミンACE。ルテインは抗酸化作用が高く、天然のサングラスとも呼ばれています。
    《含まれる食材》
    ビタミンA…にんじん・モロヘイヤ
    ビタミンC…ピーマン・くだもの
    ビタミンE…かぼちゃ・魚介類
    ルテイン…ほうれん草・ブロッコリー
  5. 白砂糖・小麦粉の摂りすぎは危険
    高血圧になると、網膜の血管が障害を起こす可能性も。血糖値を高める白砂糖、小麦粉の摂りすぎに要注意。
  6. 魅力的な瞳に!?目を温める
    血流が良くなると目の老廃物も流れやすくなります。ドライアイや眼精疲労の回復にも効果有り。涙が出やすくなるためキラキラした瞳で印象もアップ!
  7. 左右片目ずつの健康チェック
    本来差がない左右の視力に差がある場合は、目の病気を発症している可能性もあります。
    セルフチェックで異常があれば、早めに眼科を受診するようにしましょう。

《セルフチェックの方法》
①罫線のあるカレンダーなどを約30cm離れた位置から片目で見る
②すべての線がまっすぐ見えているか、欠けていないか、暗く見える部分はないかチェック

普段から見え方を気にかけ、もし何か普段と違うと感じたときには眼科で診てもらうようにしましょう。
将来の失明リスクを下げるためにも、目を大切にしてくださいね。

【参考】健康雑誌『若々』2022年4月号