1日5分の「足もみ」でむくみを撃退!

夕方になると、足のむくみが気になる…
このむくみがなければ、もっとすらっと足もキレイに見えるのに…と思っていませんか?
今回は、この足のむくみを1日たった5分で撃退する方法をお伝えします。


むくみが起きるのは何故?

むくみ」は筋肉量が少なく、ホルモンバランスの影響で水分を体に溜め込みやすい女性に多くみられる症状です。大きな原因として身体の血流の低下が考えられます。
様々な生活習慣によって血液の循環が滞り、体内に老廃物や不要な成分が溜まってしまうのです。特に、長時間座りっぱなしの人は下半身の血流が悪く、むくみやすいので注意です!

さらに、夏でも冷房の下で過ごす時間が長かったり、冷えた飲み物を頻繁に飲んだりすることでむくみを引き起こすことがあります。身体が冷えることで血流が悪くなり、老廃物の排泄力や基礎代謝が低下します。そのせいで身体全体のリンパの働きが弱くなって血流が低下し、むくみが起きてしまうのです。

「足もみ」でむくみを解消しよう♪

むくみを解消するために、1日5分から手軽にできるのが「足もみ」です。脳や心臓から一番離れている足裏から、全身に繋がっている末梢神経を効率よく動かすことで新陳代謝が上がりむくみがとれます。この循環が活性化することで免疫力アップも期待できます!

足もみを効果的に!大切な4つのルール

  • 満腹時は避ける
    食後は消化にエネルギーが使われるため、足もみをしても効果は半減。食後は30分あける。
  • 「イタ気持ちいい」刺激でもむ
    痛すぎるのはNG。リラックスしながら行えるような程よい刺激を目指す。
  • 最後に白湯を飲む
    老廃物を排出する効果を高めるため、足もみが終わったらコップ1杯ほど白湯を飲む。冷たい水は身体を冷やすので避ける。
  • 故障のないほうの足から
    足にケガや病気をしている場合には、症状のある反対側からもむ。
足もみを実践!
  1. 下半身の血流を流す
    床に座って左足を伸ばし、ふくらはぎとかかとを床につける。
    足首を左回りと右回りにそれぞれ5回ずつ回す。右足も同様。
  2. 排泄力を高める
    手の人差し指を内側に曲げ、その中に反対側の親指を差し込む。Aを3秒間押した後に、Bのラインをなでるように流し、Cを3秒間押す。これを2~3回繰り返す。
    内くるぶしからアキレス腱に向かって親指の腹をすべらす。これを2~3回繰り返す。
  3. 老廃物をさらに排出
    両手の親指の腹でふくらはぎの骨の際に沿って、内くるぶしの下から、ひざ下までもむ。少しずつ位置をずらしながら2~3回繰り返す。ふくらはぎの外側も同様にくるぶしの下から膝下までもむ。
    最後にくるぶし側からひざ下に向けて、筋肉をつまむようにふくらはぎをもむ。

座りながら手軽にできるので、お風呂上りのリラックスタイムや空き時間など、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
むくみ知らずのスッキリとした足で快適にすごしましょう!

【参考】健康雑誌『若々』2021年8月号