コロナ太り解決?脳から食欲にブレーキを!

コロナ太り?家にいるとついつい食べてしまって…
実は「食べたい」という気持ちは、脳に深く関係しているのです。脳の仕組みから食欲にブレーキをかける方法をお伝えします

美味しさを判断するのは脳

食べ物を美味しい!と感じているのは、舌ではなく脳です。味の情報は、脳の「第一味覚野」という部位に届けられ、味の性質や強さが識別されます。最終的には「扁桃体(へんとうたい)」という側頭葉の内側にある神経細胞に、情報が伝えられます。

扁桃体は過去の記憶をためている「海馬」と隣接していて、過去の記憶と照らし合わせながら、感じている味が快感か不快か判断します。快感と判断すると、興奮や快楽を伝える「ドーパミン」という神経物質が放出されます。(※1)

ドーパミンは別名「快楽ホルモン」とも呼ばれます。脳は気持ち良さを感じている時の環境や、周囲の条件などと結びつけて記憶します。そして、過去の経験に類似した状況になったときに、最初に経験した快感の時よりも短時間でドーパミンが放出され興奮します。

好きな食べ物の写真を見ただけで「食べたい!」と強く感じてしまうのは、ドーパミンが放出されているからです。

前頭葉が食欲のブレーキに

食べたいという気持ちに負けないためには、何ができるでしょうか?

人間の脳には、人間らしさを司る部位である「前頭葉」があります。私達は前頭葉のおかげで、「未来を予測し現在の行動を制御する」という行動をとることができます。この性質を利用して食欲にブレーキをかける方法を2つご紹介します。

  1. 食べ物を視界から遠ざける。
  2. 「もし食べたい衝動が来た時には〜する」というルールを決めておく

他にも自分の体の状態を把握すること、食べている環境を少し変える事などが食べ過ぎを防ぐコツです。

ニセの食欲に騙されないで

「お腹が空いた」という感覚は、不足している特定の栄養素や水分を欲しがっているサインかも。空腹を感じたら、少し水を飲んで30分ほど様子をみてはいかがでしょうか。

もし「口が寂しい」と感じるなら、それは気持ちが不安定になっていて本当に寂しさを感じているからかもしれません。幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」の原料となる成分が含まれているマグロの赤身やチーズ、大豆製品、バナナを摂取してみましょう。

ながら食べはNG

ヘッドフォンで音楽を聴いていたり、スマホやTVを見ながら食事をすると、自分の咀嚼している音が聞こえなくなり、脳が「食べている」という認識を弱めてしまうので避けましょう。

食べる誘惑に負けない強い「あたま」を作っていきたいですね♪

【参考】あたまナビ
・参考文献(元記事より参照)※1 おいしさか ら過食へ  脳内報酬系の働き  山本隆https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/45/1/45_1_21/_pdf