無茶な炭水化物ダイエットに注意!幸せが減る!?

炭水化物ダイエットの落とし穴?!炭水化物を制限すると、幸せを感じる「セロトニン」が脳に届きにくくなるのです。今回はその仕組みについてご紹介します♪

炭水化物ダイエットの落とし穴

古今東西の様々なダイエット情報が流れるなかで、「炭水化物(糖質)制限ダイエット」は長く実践されています。メディアなどで特集されているのを、見たことがある人もいるのではないでしょうか?
ですが、極端に炭水化物を控えるダイエットは「幸福感を感じるホルモンの原料を減らす」ことに繋がると考えられています。

幸せを感じるホルモン「セロトニン」

人間の脳の中にはいくつもの神経伝達物質というものがあり、脳内ホルモンと呼ばれています。その中に心の動きに関するホルモンで「セロトニン」があります。セロトニンは他の神経伝達物質であるドーパミンや、ノルアドレナリンをコントロールし、精神を安定させる働きがあるため、「幸せホルモン」とも呼ばれています。不足してしまうと精神が不安になったり、うつ病など心の健康に影響を及ぼしたりする可能性も。

セロトニンの原料は「トリプトファン」という必須アミノ酸です。トリプトファンは体内でつくることができないので、食材(肉やマグロの赤身など)から摂る必要があります。ですが、ただ食材を摂るだけでは無く、脳内によく届く状態にすることが大切です。

炭水化物を制限するデメリット

トリプトファンの摂取だけを優先しようと、高たんぱく質で炭水化物を抑えた食事を続けると、脳内のセロトニンとトリプトファンの量は減少してしまいます。脳内でトリプトファンとその他のアミノ酸で競争が起きてしまい、トリプトファンが脳内に取り込まれにくくなるからです。その問題を解決するには、適度に炭水化物(パンや米)を摂取し「インスリン」を分泌させることが重要です。

炭水化物の役割

炭水化物を摂取すると膵臓から「インスリン」が分泌されます。
確かにインスリンは体の中に脂肪を取り込む特性がありますが、脳と心の健康のためには適度に摂取することをオススメします。

インスリンはトリプトファン以外に、競争する相手であるチロシンなどのアミノ酸を筋肉に取り込むからです。そのおかげで脳内の競争が緩和されてトリプトファンが脳内に届きやすい状況になります。

毎日楽しく過ごすためには、幸せホルモンである「セロトニン」を一定に保つことが不可欠です。
バランスの良い食事を心掛け、極端なダイエットで脳に必要な栄養まで不足させないように気をつけましょう♪

【参考】あたまナビ