
2月14日のバレンタインデーといえば、欠かせないのがチョコレート。
甘くておいしいおやつの定番ですが、近年ではチョコレートの健康効果が注目されています。
この記事ではチョコレートに期待できる健康効果を、実際におこなわれた研究の結果とあわせてご紹介。
健康のためには、チョコレートの種類と食べる量がポイントです。
具体的なチョコレートの見分け方や適切な量も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
1. チョコレートの注目成分と健康効果
チョコレートが健康によいと注目されているのは、材料のカカオに含まれる以下の成分が、体に良い効果をもたらしてくれるからです。
- カカオポリフェノール
- テオブロミン
- カカオプロテイン&リグニン
ここからはチョコレートに含まれる注目の成分と、その成分に期待できる健康効果を紹介します。
1-1. カカオポリフェノール|活性酸素のはたらきを抑える

カカオポリフェノールは、チョコレートの色や苦味のもとになる成分です。
そのためカカオ含有量が多いチョコレートほどカカオポリフェノールが多く含まれ、苦味も強くなります。
カカオポリフェノールには抗酸化作用があり、活性酸素のはたらきを抑えることで、主に3つの健康効果が期待されています。
1-1-1. 血圧低下
カカオポリフェノールには、血管の炎症を軽減させ、狭くなっていた血管を広げる作用があります。
高血圧は血管が狭くなることが原因のひとつ。
カカオポリフェノールが血管を広げることで、血圧を下げる効果が期待できるのです。
研究によると、血圧が高い人ほど高カカオチョコレートによる血圧低下の効果が大きいこともわかっています。
1-1-2. 動脈硬化予防
日本人の死因の上位を占める生活習慣病は、動脈硬化が原因のひとつです。
動脈硬化とは、血管の内壁に酸化した悪玉コレステロールがたまることで、血管が硬く狭くなる症状のこと。
カカオポリフェノールには悪玉コレステロールの酸化を抑えて、動脈硬化を予防する効果が期待できます。
また動脈硬化の予防には、血中コレステロールのバランスも重要です。
研究では、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールの量が増えるほど、善玉コレステロールも増えることがわかっています。
1-1-3. 脳の活性化
人の脳や血液の中には『BDNF』という成分があり、BDNFが“栄養素”のようにはたらくことで、脳の活動が支えられています。
しかしBDNFは65歳以上になると、年齢とともに減少。
マウスを使用した研究では、脳内のBDNFが減ることで記憶や学習機能が低下し、うつ病や認知症につながる可能性があると明らかになっています。
また別の研究では、高カカオチョコレートを食べるとBDNFが増えることが判明し、脳の活性化や認知症予防に役立つことが期待できると報告されています。
1-2. テオブロミン|リラックス効果でストレス軽減

テオブロミンは、カカオ豆の苦味と香りのもとになる、カフェインに似た成分です。
緩やかな神経興奮作用がある一方で、幸せホルモン「セロトニン」を増やすため、心をリラックスさせる効果があると考えられてます。
またセロトニンが増えると自律神経のバランスが整いやすくなるため、ストレス軽減の効果も期待されています。
1-3. カカオプロテイン&リグニン|便を増やしてお通じスッキリ
カカオプロテインはカカオに含まれるタンパク質の一種で、リグニンは食物繊維の一種です。
カカオプロテインの一部とリグニンは小腸で消化されにくく、そのまま大腸に届きます。
大腸に届いた二つの成分は便の材料となって量を増やし、大腸の動きを活発にさせ、便通をよくする効果が期待されています。
2. 健康に良いチョコレートの種類

チョコレートの健康効果は、原材料であるカカオ豆の成分によるもの。
そのため、健康目的でチョコレートを食べるなら、よりカカオの多いチョコレートがおすすめです。
一般的な板チョコは、カカオよりも砂糖や乳製品が多く使われています。
チョコレートを選ぶときは、原材料表示で「カカオマス」がはじめに書かれているものを選んでみてください。
3. チョコレートの食べ過ぎには注意!
チョコレートはあくまで嗜好品なので、「健康に良いから」とたくさん食べて良いものではありません。
厚生労働省によると、1日の間食の量は200kcalまでに抑えたほうがよいとされています。
また1日10gほどのハイカカオチョコレートを食べ続けるだけで、健康へのよい効果があらわれたという研究結果も出ています。
チョコレートを食べるときはカロリー表記を確認して、食べ過ぎに十分注意しましょう。
4. まとめ|カカオたっぷりのチョコレートで身も心も健康に
チョコレートには、カカオの成分による健康に良い効果が期待できます。
社会生活の変化から、生活習慣病や心の病気に悩まされる人が増え続けている現代。
カカオポリフェノールやテオブロミンは、そんな私たちの悩みの解決をサポートしてくれる成分です。
ぜひ「1日ひとかけら」から、ハイカカオチョコレートを生活に取り入れてくださいね。
【参考】
[1]チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究 中間報告 | みんなの健康チョコライフ | 株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.
血圧低下(高血圧)×チョコレート | みんなの健康チョコライフ | 株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.
動脈硬化×チョコレート | みんなの健康チョコライフ | 株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.
チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究 最終報告 | みんなの健康チョコライフ | 株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.
脳活性化×チョコレート | みんなの健康チョコライフ | 株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.
チョコレートの成分は体に良い?効果や1日の摂取量の目安を紹介 | からだにいいこと | Hello, Chocolate(ハローチョコレート)| 株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.
