猫は好きですか?その愛くるしい姿に心奪われている人も多いのではないでしょうか。コロナ禍でのペットブームでは、新たに猫をお迎えした人も多くみられたようです。
YoutubeやInstagramなどのSNSでも猫は大人気ですね。動画から癒やされている人もいるでしょう。実は猫を「かわいい」と思うとき、脳では、とある活動がおきているのです。
もともと猫が好きな人や、何か推しているものがある人は特に必見の内容です。「かわいい」という感情を活用して脳を刺激してみましょう♪

1.「かわいい」と感じると脳に変化が?
猫以外にも赤ちゃんや洋服、キラキラのアクセサリーなど…人によってかわいいと思うものは様々ですが、脳内では同じことが起こっています。それは、神経回路の「側坐核(そくざかく)」の活動。
興奮作用のある「ドーパミン」によって刺激される回路の一部で、活動が高まるにつれて集中力がUPしたり、注意力アップになるんだとか。仕事や家事に飽きたら、かわいい物を見て脳をリセットするのも良いかもしれませんね。
2.猫がかわいいワケ
猫をかわいいと感じるのには理由があります。これは猫に限ったことではありませんが、「意思の疎通ができない生き物」と触れ合うことは脳の前頭葉にも影響を及ぼします。
特に、猫のような「ポーカーフェイス」の生き物を撫でることにより脳が活性化すると言われています。
赤ちゃんをかわいがるときも同じ効果があるのですが、「オキシトシン」というホルモンが上昇します。「オキシトシン」にはストレスを軽減させたり、リラックスさせたりする効果があるといわれています。
アニマルセラピーという言葉もよく聞きますが、生き物には確かに癒やしの効果があるということなのです。
3.かわいいを上手に活用しよう
作業に疲れたときはSNSや動画サイトを上手に使って、猫のかわいさを感じる動画を見てみてください。映像で取り入れるのも良いですが、ふれあいも大切。五感が刺激され、脳にさらなる刺激を与えることができますよ。
アレルギーなどで動物に触るのが難しい人は、ぬいぐるみでも構いません。とある研究によると、ぬいぐるみでも実物に触れたときと同じように「ネガティブな気分が減少する」ことが判明したそうです。
また、新しい「かわいい」を探してみるのもオススメです。一見苦手かと思っていた爬虫類の魅力に気づいたり、ちょっと変わった植物を可愛いと思ったり…と心境の変化があるかも。
仕事の効率アップや疲れたときの対策として、自分のお気に入りの「かわいい」を見つけてみてくださいね♪
【参考】あたまナビ「脳に意外な効果があるのは猫をかわいいと感じた時」