目のできもので悩んだことがありますか?
デスクワークで目を酷使する機会も増え、目もとに関する悩みも増えているかもしれません。目のできものには種類があり、それぞれを意識して予防することが大切です。
目を頻繁にこすってしまう人や毎日アイメイクをしている人は要注意。できものの種類や、大切な目を守るために心がけたいことをお伝えします。
目を病気から守ろう
目のできものには2種類あります。ひとつは「麦粒腫」(ばくりゅうしゅ)といって、地域によっては「ものもらい」とも呼ばれています。目をこすることで細菌が目に付着することで発症します。
もう1つは「霰粒腫」(さんりゅうしゅ)といい「めいぼ」とも呼ばれています。マイボーム腺という、まぶたの縁にある皮脂腺の出口がつまることで発症します。まぶたにしこりのようなものができますが、痛みはありません。ですが、放置すると炎症を起こすことも。
これらの病気を防ぐ「セルフプリベンション(Self prevention)」がポイントです。セルフプリベンションとは自己予防のことで、不調が起こる前に予防しておくことが大切なのです。
大切な4つのセルフプリベンション
- 目もとを洗う
洗顔やクレンジングだけでは目もとの汚れは落としきれていないことが多いようです。目もとは目に見える汚れだけでなく、皮脂やまつ毛がキャッチしたホコリなどの細かい汚れが溜まっていることも。
できるだけ目のキワまでしっかりと洗うようにしましょう。新型コロナウイルスなどは目からの感染も疑われており、今まで以上に目もとを清潔に保つことが重要になっています。日々のルーティンとして意識してみてください。
- アイメイクをしない
女性は少しためらってしまうかもしれませんが、目もとを清潔に保つためにメイクをしないこともセルフプリベンションのひとつです。
ただ、全くメイクをしないというのは難しい場合もあるでしょう。そこでオススメなのが、目もとに近いアイラインやマスカラはしないようにし、少し離れた場所にアイシャドウをのせるメイクです。アイシャドウだけでも華やかな印象になりますよ♪
- 目をこすらない
目をこすると手についた細菌などが目に付着して繁殖し、できものの原因になります。ついつい癖で無意識に目をこすってしまうこともありますよね。手はいつも清潔にし、目をこすらないように気をつけましょう。
- メイク道具を清潔にする
メイク道具を毎日洗っていますか?ついつい時間が無くて後回しになっている人も多いでしょうか。アイシャドウブラシなどに細菌が繁殖することで、目もとや肌トラブルの原因になります。少なくとも1週間に1回、可能であれば2〜3日に1回はきれいに洗いましょう。
2人に1人の目もとにはまつ毛ダニが繁殖しているといわれています。皮脂汚れやメイク残りをエサにしているのです。古いものは買い替える、使い捨てタイプにするなどの工夫もできるかもしれませんね。
目もとのケアはまつ毛にも良い効果が◎
次に紹介する4つのセルフプリベンションを習慣にし始めてから、まつげが伸びたという声も多く耳にするようになりました。目もとの汚れはまつ毛の成長も阻んでしまうことがあるのです。健康だけではなく美容にも良い効果があるのなら、日頃から意識してやったほうが良さそうですね。
まとめ
目は体のなかでも大切な器官です。病気から守るためにも4つのセルフプリベンションに取り組んでみてください。日常生活でも実践しやすいものばかりですので、ルーティン化していきましょう♪
【参考】メノコト365