口臭ケアは十分にしていますか?実は歯周病が原因で強烈な口臭が発生することも。そうなりやすい生活習慣や、4つの口腔ケアについてご紹介します。爽やかな口内環境でイキイキとした毎日をおくりましょう♪
歯周病でなぜ口臭が発生するの?
人と話しているときについつい気になってしまうのが口臭です。口臭のチェックは、対人で話すときの大事なエチケット。清潔感にも直結しますし、それだけで第一印象が大きく左右されてしまいます。
よく「胃腸が悪いと口がクサい」とか「便秘だと臭う」と言いますが、歯周病によって発生する口臭は特に強烈です。なぜなら、口内に悪玉細菌が放出されているからです。そのような口臭は野菜が腐ったニオイを放つメチルメルカプタンという物質で、実際に毒性のあるガスと指定されています。
免疫力低下が歯周病を進行させる
なんと40代以降の日本人の約8割が歯周病に。歯を磨いていて歯茎から血が出ていたり、つま楊枝が歯と歯の隙間に入るようなら要注意です。
進行を抑えるには原因となる「悪玉細菌」を増やさない生活を心がけることが大切です。歯茎が腫れるのは、疲れから口の中の免疫力が下がって、歯周病菌を抑えられなくなっているサイン。疲れをそのままにしておくのは、歯にとってもダメージが大きいのです。
十分な睡眠はとれていますか?栄養バランスのある食事をしていますか?タバコを吸っていませんか?口腔ケアももちろんですが、疲れたら適度にリフレッシュするなど、生活リズムを整えることを意識してみてくださいね♪
口臭病を撃退!対策ルーティン
しっかりケアで息も爽やかに♪口内をすっきりさせる「歯周病予防のルーティン」についてご紹介します。
- デンタルフロス
歯の間は歯周病菌がたまりやすい危険スポット。歯ブラシでは届かない部分もデンタルフロスや歯間ブラシでしっかりとケアを。フロスは色々なタイプがあるので、使いやすいものを選んで朝晩使うようにしましょう。
- 歯ブラシ
力を入れすぎないように注意!歯ブラシは1ヶ月を目安に交換を。歯周病に効果が認められた有効成分である「クルクミン」が配合された歯磨き粉もオススメ。
- 舌磨き
舌についた汚れを優しく落とします。舌の奥から先に向かって、一方方向に動かします。逆に動かして汚れを戻さないように注意!舌磨きは朝1回で十分です。
- マウスウォッシュ
1回30秒を目安に朝晩行いましょう。その後のすすぎは1回だけに。
すぐに実践しやすいものばかりなので、是非試してみてくださいね。歯を磨くだけではケアしにくい部分も、しっかりとセルフケアすることが重要です。
【参考】健康雑誌『若々』2022年4月号