疲れ目におすすめ。毎日できる簡単セルフケア 

2021-12-20

パソコンやスマートフォンが普及した現代社会で生活していると、慢性的な目の疲れや痛み(眼精疲労)を感じるケースがあると思います。ここでは、目の疲れの改善におすすめの、手軽に行えるセルフケアをご紹介します。

●タオルで温冷療法

温かいタオルか冷たいタオル、心地よいと感じる方を用意し、目もとに当てます。

蒸しタオルと冷やしタオルの両方を用意できる場合は、交互に目もとに当てることで目もとの血流がより改善し、効果的です。

●目の体操

凝り固まった目の周りの筋肉をほぐす体操も効果的です。【下図参照】

●こまめな休憩

疲れ目の予防、対策に大切なのは、目を休めること。パソコンやスマートフォンなどを長時間使用するときは、1時間使ったら10~15分の休憩をとるようにしましょう。

休憩中は、リラックスして遠くの景色を眺めたり、少しの時間でも目を閉じることをおすすめします。

●目薬で潤いをプラス

目の乾燥が気になる方に限らず、目を保護する意味でも適度に目薬をさすようにしましょう。市販の目薬には様々な種類がありますので、症状に合った目薬を使用することが大切です。

●目の健康も食事から

眼精疲労に良いとされる成分「アントシアニン」はブルーベリーに、頑固な疲れの緩和に良い「アスタキサンチン」は鮭やイクラに、ブルーライトなど有害な光から目を守る「ルテイン」は緑黄色野菜に多く含まれます。

目の健康にも普段の食生活が大切。

食事で補いきれない栄養素はサプリメントの利用もおすすめです。

「目が疲れているくらいだから…」と侮っていると、知らず知らずのうちに悪化し、身体だけではなく心にまで影響を及ぼすこともあります。

私たちの生活を便利にしてくれるパソコンやスマートフォンなどのVDT機器ですが、これらの機器の使用をやめる必要はなく、危険性を理解した上で、使い方の工夫や毎日のケアを続けることが大切です。

目や身体、そして心の健康を保つために、ぜひセルフケアを取り入れてみてくださいね。  

【参考】若々2021年7月号