4月は盲導犬育成支援月間。盲導犬を一匹育てるのに必要な資金は○○円！？【第121回放送内容】

リスナーさんのお声をご紹介
新ラジオドラマ「光の扉」スタート　③見えないゾーン
パピーウォーカーって？
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リスナーさんのお声をご紹介

毎週、角谷社長の元気で若々しいお顔と声に羨ましさを感じながら聴かせてもらっています。この若々しさは日々の丁寧な暮らしや健康な食生活から生まれているのだと感じます。我が家は奥さんが、美味しい食事を作ってくれていることに感謝しながら、食事を頂いています。角谷社長が生活の中で１番大切にしている事も、また教えて頂けると嬉しいです。私も、社長を見習い、若々しくいたいです。
（60代/男性/三重県）

角谷さんは生活の中で寝ることを大切にしておられるそうです。
睡眠の計測リングをいつも身につけておられ、睡眠の質も確認しているとのこと。

寝る前に少し赤ワインを飲むと角谷さんは良く眠れるそうです。
リラックスしてから寝ることが質の良い睡眠につながっているのでしょうね。
ぜひ参考にしてみてください。

わかさ生活ラジオでは、みなさまのお声を募集しております。
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新ラジオドラマ「光の扉」スタート　③見えないゾーン

自転車の事故で脳に大ケガをおった主人公のケンイチ。お医者さんから知らされた事実は子供のケンイチにはあまりにも過酷なもので・・・。

皆さん、ケンイチの声が誰の声かお分かりになりましたか？
そう、あの野沢雅子さんです！
ちなみに、この回で角谷さんが声優デビュー（!?）しています。ぜひ聴いてみてくださいね。

パピーウォーカーって？

前回に引き続き、盲導犬育成のお話になります。
盲導犬は１頭を育てるのに、約５００万円必要だと言われています。
（前回の記事はこちら）
今回は、盲導犬を育てるのに大切な『パピーウォーカー』についてです。

【パピーウォーカーとは】

パピーウォーカーは、盲導犬候補のパピー（子犬）を生後2ヵ月齢から1歳前後までの約10ヵ月間、家族の一員として迎え、人と一緒に安心して暮らすための関係づくりと家庭でのルールを教えていただくボランティアです。

この時期、パピーの「社会化」が重要なポイントとなります。電車や車の音、雨や雪、人混み、色々な場所へのおでかけ等、人間社会で起こるあらゆることが、パピーにとって多様な刺激を受け入れるための練習となります。パピーは家族とともに様々な経験や出会いをする中で、社会や家庭の中で暮らすためのルールを学んでいきます。

その過程で、人間に対する親しみと信頼感が築かれ、将来目の見えない・見えにくい方との生活がスムーズに送れるようになるのです。

人間社会の中での良きパートナーとなれるように、スタッフの指導のもと、パピーたちに様々なことを教えていただきます。

わかさ生活でなんと、パピーウォーカーを経験していた方がいるんです！
わかさ生活の北村海七（きたむらみな）さんです。

■なぜパピーウォーカーに？
子供の頃から犬が大好きで、犬を飼いたいとずっと思っていたが、両親は反対。

実は両親も犬が大好きで、飼っていたことがあったが、天寿を全うした犬とのお別れがあまりに辛すぎて、辛い思いをさせたくないと思い、飼うことを躊躇していました。

そんな時、父の知り合いがパピーウォーカーをしていることから、盲導犬育成支援の活動を知りました。

活動内容を知り、たとえ１年足らずの期間でも、犬と暮らしたいという思いから、パピーウォーカーを志願。面談や研修を経て、一匹の子犬を家族として迎え入れることに。（名前も決めたのですが、現在もどなたかのもとで活躍中なのでヒミツ）

■パピーとの暮らしは？
成長して盲導犬として活躍するためには、子犬の頃から訓練することが大切です。

パピーへのかけ声はすべて英語。「Sit(座れ)」「Down(伏せ)」など。良い時は「Good」、ダメな時は「No！」とはっきり伝えます。おやつもあげない、ご飯の時間はきっちり決まっていて、トイレも「One, Two」といったらするように躾けます。

いつも一緒にいて、桜の季節に近所を一緒に散歩したり、雪山に遊びに行ったのが一番の思い出になりました。

■パピーとの別れ
10ヵ月という短い期間だったけど、家族の一員としてすごしたパピーとの別れはやはり辛く、大泣きしました。すべてのパピーが盲導犬になれるわけではないのですが、訓練を受け、立派な盲導犬となり現在も活躍中とのこと。パピーウォーカーは盲導犬になった時に、一度だけ再会することができます。お別れは寂しかったけど、我が子の成長と活躍がとても誇らしく、嬉しいです。

■夢がかなった
パピーと別れた後、やっぱりずっと一緒に暮らしたいという想いがさらに強くなり、盲導犬になれなかった別のパピーを引き取ることを決意。今では新しく家族の一員となり、毎日楽しく暮らしています。パピーウォーカーを通じて、盲導犬育成支援のことを知ることができ、また、長年の夢であった犬との暮らしを実現できました。