■もうすぐ京都では祇園祭♪
コンチキチン♪のお囃子の音が聞こえる京都。
7月から京都は祇園祭の期間に入ります。
わかさ生活では、祇園祭でも有名な長刀鉾の横に本社を構えています。
この時期になると、わかさ生活は粽の袋詰めや長刀鉾の観覧のお手伝いを行っています。
7月17日に巡行が行われるのですが、実は2008年に角谷さんはこの巡行に参加しているんです!
炎天下の中、約4時間も歩かれたのだそうです。
■日本の伝統文化「お祭り」はどのようにして生まれた?
そもそも、日本のお祭りはどのように始まったのでしょうか。諸説ありますが「祭り」はもともと、神様にお伺いをたてる「祀る(まつる)」が語源になっていると言われており、主に春夏秋冬、季節の変わり目となる時期に実施されてきました。これは生活の営みのサイクルと深く関わっており、農村であれば「お米がたくさんとれますように」、漁村であれば「お魚がたくさんとれますように」など、その土地の神様に祈りを捧げるために実施されてきたのです。
また、お祭りのうち重要な神事のほとんどは、見物人のいない夜に行われ、祈りを捧げることが非常に大事とされてきました。そこから徐々に開催時間帯が昼に移り、江戸時代以降に大衆化。娯楽や地域交流のため、祭りを大勢で楽しみ盛り上がろうという意識が芽生えたのです。経済的に裕福な町では、祭りの衣装や道具の豪華絢爛さを競うようになり、それが近年では観光客を惹きつける魅力にもつながっています。
■日本三大祭りとは
日本各地の祭りの中でも特に有名なものが「日本三大祭り」です。日本三大祭りは祇園祭(京都)、天神祭(大阪)、神田祭(東京)で、いずれも非常に規模が大きく、歴史が古いという特徴があります。
長い間、都が置かれ、伝統文化が色濃い京都で行われる「祇園祭(ぎおんまつり)」。千年以上の歴史がある八坂神社の祭礼です。「京都祇園祭の山鉾行事」として、ユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
★祇園祭は「祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)」と呼ばれており、869年(貞観11年)に京の都をはじめ日本各地に疫病が流行したとき、災厄の除去を祈ったことに始まります。その疫病が流行った大昔に想いを馳せながら、歴史の重みを感じられるお祭りです。
★熱くて人情味あふれる大阪において最大規模の祭り、「天神祭(てんじんまつり)」。毎年7月24日と25日に行われる大阪天満宮の祭礼です。
大阪の天神祭の始まりは今から約1,000年前に遡ります。菅原道真公の御霊を鎮めるために川に白木の神鉾(かみほこ)を流し、それを、神社の領地内で生活する住民、神領民(しんりょうみん)が船を仕立てて奉迎するとともに、斎場では祓い清めの儀式が行われたのが始まり。以来、長い伝統が受け継がれており、全国の天満宮で行われる天神祭とともに、信仰を集めてきました。
★神田明神は730年(天平2年)に現在の大手町に創建され、1616年(元和2年)に江戸城の表鬼門の守り神として今の場所に遷座しました。江戸に暮らす人々の守り神として今日に至る信仰を集めています。そんな大都市東京の総鎮守である神田明神。ここを中心として、「神田祭(かんだまつり)」が2年に1度開催され、毎回約30万人がこの祭りを訪れます。
神田明神は、神田をはじめとした日本橋や秋葉原、大手町など108町会の氏神様です。神田祭の最大の見どころである「神幸祭(しんこうさい)」では、ご祭神を乗せた鳳輦(ほうれん:屋根に鳳凰を飾り付けた神輿)と平安時代の衣装を着た人々が大行列を作り、108町会・約30kmという長い距離を練り歩きます。“天下祭”の呼び名にふさわしく、祭礼絵巻のような絢爛豪華な巡行は圧巻です。
■祇園祭まつり 開催期間:7月1日~31日[山鉾巡行]前祭:7月17日 / 後祭:7月24日
コンコンチキチン、コンチキチン。祇園囃子とともに、7月の京都は祇園祭一色。祇園祭は千年以上の歴史を持ち、7月1日(吉符入)から31日(疫神社夏越祭)まで、1か月にわたって多彩な祭事が行われる八坂神社の祭礼です。なかでも17日(前祭)と24日(後祭)の山鉾巡行、そしてそれぞれの宵山には大勢の人々が訪れ、京のまちは祭りの熱気に包まれます。
祇園祭は八坂神社の祭礼で、その祭事は、7月1日の「吉符入」に始まり7月31日の「疫神社夏越祭」まで、およそ1か月にわたって行われます。なかでも、祭のハイライトは7月17日と7月24日に行われる八坂神社の神輿渡御と34基の山鉾巡行。「京都祇園祭の山鉾行事」はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
山や鉾を見るチャンスは宵山や巡行以外にも
各山鉾町では宵山や巡行以外にも、山や鉾を見ることができます。釘を一本も使わず、縄がらみの伝統技法で組み立てる「山建て」「鉾建て」(前祭7月10~14日/後祭7月18~21日)が行われると、京都のまちなかのいたるところに山や鉾が姿を現します。「山建て」「鉾建て」の後には、試し曳きをする「曳き初め」が行われます。
夜の風情を楽しめる 宵山
日が暮れて駒形提灯に明かりが灯り、祇園囃子が流れるなか、山や鉾を鑑賞できる宵山。町会所には山鉾の御神体(人形)や懸装品(織物など)が飾られ、子どもたちがわらべ唄を歌いながらお守りを販売する姿も見られます。また、宵山には「屏風祭」と言われる行事もあり、山鉾町の旧家では表の格子をはずしたりして、秘蔵の屏風などを飾り付けた座敷を開放する「屏風飾り」が行われます。(前祭7月14日~ 16日、後祭7月21日~23日
ハイライトは巡行
コンチキチンの祇園囃子が夏空に響き、山や鉾が通りをゆく山鉾巡行は、祇園祭のハイライト。前祭は四条烏丸から、後祭は烏丸御池から出発します。巡行順を確認する「くじ改め」や豪快な「辻廻し」など、見所がたくさん。美しい刺しゅうや舶来の織物など山や鉾の懸装品と呼ばれる装飾品の美しさも見事です。豪華絢爛、「動く美術館」とも呼ばれる一大ページェントが繰り広げられます。
宵山や巡行は、前祭と後祭の2回
日本の祭には、神霊を迎え、お祀りした後にお送りする、神迎えと神送りの儀礼があります。神輿が神社から御旅所まで行くのが神幸祭、御旅所から神社に戻るのが還幸祭です。祇園祭も同様で、7月17日に神幸祭、7月24日に還幸祭が行われます。山鉾の巡行はそうした行事に先立つものとして執り行われてきました。昭和41(1966)年に前祭と後祭は、17日にあわせて行われるようになりましたが、平成26(2014)年に、24日の後祭が復活。本来の祇園祭の姿に戻り、それに伴い、宵山や巡行もそれぞれ行われます。
ラジオドラマ『夢を叶えるイメージマップの創り方』
■イメージマップは道標
角谷社長が書いた書籍「夢を叶えるイメージマップの創り方」をラジオドラマ化。
(あらすじ)カレー作りがうまくいかず、ケンカしていた真吾とも仲直りし、色葉ちゃんと3人でONEチームとなり、美味しいカレー作りを目指す決心をした玖実。いったいどんなカレーを作るのでしょうか?
試し読みはこちら
ぜひラジオをお聴きくださいね!
健康マニア・角谷さんの健康になれるお話
今回は、熱中症のお話。
冒頭の祇園祭のご紹介の際に、角谷さんが炎天下の中巡行に参加されたとお伝えしましたが…。
そのときに軽く熱中症のような症状になったそうです。
野球観戦も大好きなのですが、熱中症になった経験から、予防をするようになったそうです。
■熱中症対策のポイントは、水分補給だけでなく塩分補給!
【予防・対策】
熱中症が疑われるときの対処法として、こまめな水分補給が挙げられます。水分補給は大切なことですが、水分だけを補給しているとかえって症状を悪化させることもあるので注意が必要です。
■水分補給が熱中症の悪化につながることも?!
水分補給はしていたはずなのに熱中症になったり、水分補給が逆に症状を悪化させたりすることもある―――?
水分補給が熱中症の悪化につながることも?!高温多湿の屋内外で30分を超える長時間の労働やスポーツなどにより汗を大量にかくと、体内の水分とともに塩分やミネラルも奪われてしまいます。
そこに水分補給だけを行うと、血液中の塩分・ミネラル濃度(体内における塩分やミネラルの割合)が低くなり、様々な熱中症の症状が出現します。
つまり、水分だけを補給することがかえって、熱中症の発症へとつながったり、悪化させたりすることもあるのです。
■熱中症時の水分と塩分の補給の仕方
熱中症時の水分と塩分の補給の仕方熱中症が疑われるときは、ただ水分を補給するのではなく、塩分も一緒に補給することが重要です。自分で手軽に作れる食塩水もよいでしょう。 目安として、1ℓの水に対して1~2gの食塩を加えます。 さらに、長時間のスポーツなどで失われた糖分を補い、エネルギーを補給するために砂糖などを加えると、水分や塩分の吸収が良くなる上に、疲労回復にもつながるのでより効果的です。
手早く塩分・糖分を一緒に補給できるスポーツドリンクなどによる水分補給もおすすめです。ただし、カフェインの入った飲み物は利尿作用が強くなるので避けましょう。
■熱中症はどのようにして起こるのか?
熱中症を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。
「環境」の要因は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。
「からだ」の要因は、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。
「行動」の要因は、激しい筋肉運動や慣れない運動、長時間の屋外作業、水分補給できない状態です。
その結果、熱中症を引き起こす可能性があります。
人間の身体は、平常時は体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みとなっており、体温調節が自然と行われます。
体温の上昇と調整機能のバランスが崩れると、どんどん身体に熱が溜まってしまいます。
このような状態が熱中症です。
その熱中症を防ぐためにある成分を摂っておくと良いのですが…。
そちらはまた次回お伝えいたします!
アシスタント・伊藤有輝子のブログはこちら
今回もクイズのプレゼントがあります!(クイズの内容はぜひラジオで!)
今回のプレゼントは祇園祭のうちわです▼
竹で作られているうちわは夏にぴったり!毎年祇園祭で配布しますが、すぐなくなってしまうほどの人気のうちわ。ぜひご応募くださいね。
今回はなんと3人のサイン入りで50名様にプレゼントします!
ラジオでお伝えしたクイズの答えはこちらから
リスナーのみなさまからのご応募お待ちしてます!
第79回目のクイズ応募
締め切り:7/16(日)
おハガキでも受付中!
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京都市下京区四条烏丸長刀鉾町22わかさ生活 若々ラジオ係