人生の幸福度は歳を重ねるにつれて上がっていくようです。脳は有酸素運動やボランティア活動、旅でも幸福を感じることがわかってきました。人生をより楽しくする「脳の活性方法」としてオススメの旅の効果についてお伝えします。もともと旅好きな人も、家で過ごしがちな人も旅行に行きたくなる!楽しく脳トレがしたい人も必見の内容です♪
旅行と幸福感
とある研究で「旅行の前後の幸福度」が計測されました。そのデータによると旅行の15日前、旅行直後、2週間後、30日後まで幸福感が続いたようです。旅が与える幸福感はそのまま続き、2〜6ヶ月後にその値は正常に戻ったとのこと。
旅行は幸福感をキープさせるのに優れています。美しい景色を見たり、大自然のなかでゆったりと過ごしたりする時間は想像するだけでも、いやされますよね。
旅は五感を刺激する
昔から人は森を切り拓いて進み、山を登り、川や海を越え、「移動」することによって繁栄を繰り返してきました。知らない土地に行き、新しい知識を得たり、人と出会ったりという体験には「好奇心」が欠かせません。
「もっと違うところに行けば、また違う出会いがあるのでは?」という好奇心から、新しい体験に脳が快感を覚えるのです。ドキドキ、ワクワクとときめく気持ちが活性化に繋がります。
前頭前野と海馬が活性化
見て、触れて、香りを感じて、味わって…と五感がフル回転する旅行。特に「前頭前野」と「海馬」が活性化します。
「前頭前野」は思考や記憶、創造性や判断、応用力を司る領域で、脳の老化防止に重要です。「海馬」は記憶に深く関係する部位で、認知力アップに。
旅行に行くと歩く機会が増えますが、それもこの2つの部位にとって良いのだとか。楽しみながら脳のトレーニングもできるなんて最高ですよね。
ひとり旅・グループ旅のメリット
- ひとり旅…見知らぬ場所に一人で行くためには計画をたてるところからスタート。交通機関の乗り継ぎを考えるなど、先を見通す力が必要。さらに一人で行動することによって、注意力や想像力も高められます。
- グループ旅行…数人の友人や家族との旅行は一緒に計画、行動することで協調性が生まれます。協調性は想像力や生産性もアップ。全部人任せにしないように要注意。
一人でもグループでもそれぞれに良さがあるのが旅行の良いところ。今はSNSもあるので、みんなに思い出をシェアするのも楽しそうですね。ぜひ、ときめく気持ちを持ちながら旅行の計画をたててみてください♪