鏡を見たときに目が真っ赤で驚くことがありますか?
徹夜で仕事をしたり、夜遅くまでスマホを見たりしていると寝不足で目が赤くなることがあります。疲れていると余計にテンションも下がりますよね。
目が真っ赤になると不安な気持ちになってしまう人も多いようです。このような状況の場合、「目が真っ赤になってしまう」のは何故なのか?
目の充血には炎症をはじめとした病気によるケースと、寝不足などが原因のケースがあるのですが、今回は後者の「寝不足などによる疲れ」を紹介します。
目が赤くなる原因
目が赤くなる原因はなんでしょうか?実は、白目の表面を覆う結膜には毛細血管がはりめぐらされており、そこに流れている血液が赤く写って見えるからだそうです。
普段は、白目に赤く写ってしまうほどの血流量がないので、目が赤く見えることはないんだとか。いつも血管内を血が流れてはいますが見えていないだけなのです。
寝不足や目の使い過ぎで目が疲れているときは、血流量が増えて毛細血管が太くなっているので赤くなってしまうといわれています。
血液の量が増えるのは「酸素や栄養」を運ぶから!
血液は疲れている目に酸素や栄養を運ぼうと必死になります。それらが足りなくなって目に異常を感じると、対応反応が起こるのです。
つまり、目が赤くなるには次の4つのことが起きているのです。
- 疲れた目は酸素や栄養が不足している
- 酸素や栄養を運ぼうと血流量が増える
- 毛細血管が太くなり白目が真っ赤に見える
目が赤くなるのは毛細血管が頑張っている証拠です。元の状態に戻ろうとしているのだとわかると、少し安心できるかもしれませんね。
とはいえ、寝不足や目の酷使による充血をおさえるには栄養と睡眠が大切です。目を閉じるだけでも目の休息に役立つといわれています。忙しい人や眠りが浅い人は、休憩中に目を閉じるだけでもリフレッシュに♪
さらに、パソコンやスマートフォンの見すぎも要注意です。モニターを見すぎるとドライアイや疲れ目になって充血しやすくなることがあります。薬剤師の方に相談して、疲れ目をサポートしてくれる目薬を購入するのも良いかもしれませんね。
改善されないときはお医者さんへ
繰り返し目が充血するなど、違和感を覚えるときにはお医者さんに行きましょう。充血の原因は色々あるので自分だけで判断しないことが大切。ネットにある情報だけを頼りにするのも避けてください。
目が充血する仕組みを理解することで、普段からもっと目を労るようにしたいと思ったのではないでしょうか?目を酷使しすぎないライフスタイルを意識していきましょう◎
【参考】メノコト365