毎日のなかで私達は様々な事を考えて生活しています。そのなかでもエネルギーを使うのが選択と決断。ムダを省くにはどうすれば良いのかお伝えします。
1.「選択」と「決断」が脳を疲れさせる?
集中したくても、なかなか集中できなくて困ったことはありますか?
集中力が続かない原因は、脳が疲れているからです。脳が疲れて「もう集中したくない、飽きた」という拒否反応を起こしているのです。
心と体に関する研究を行っている医学博士 ディーパック・チョプラ氏によると、一日におこなう思考の回数は6万回だと言われています。私達は生活のなかで、「選択」と「決断」をしていて、思考することで脳を酷使しています。この作業にはかなりのエネルギーを使うため、集中力の低下に繋がってしまいます。
ですから、ムダな選択や決断は極力しない方が良いといえます。あの有名なスティーブ・ジョブズは毎朝の服選びで迷わないように、黒のタートルネックにジーンズ、足下はスニーカーといった服装で日々過ごしていたそうです。
2.ムダな選択と決断を減らす方法
毎日の生活のなかで、ムダな選択と決断を減らすためには何ができるでしょうか?そのための工夫として、おすすめな6つのポイントをお伝えします。
- 決断に影響が出そうなもの、気が散りそうなものを、自分のまわりから遠ざける。
- 部屋、そして仕事机の上は常にキレイにし、できるだけモノを置かない。
- パソコンを日常的に使うことがあるのなら、毎日シャットダウンするのではなく、スリープ状態にし、すぐに起動できる状態にしておく。
- 集中したいときは、あえて、ガランとした部屋で仕事をする。
(たとえば、「スペースマーケット」などのサービスを利用すれば、仕事部屋や会議室のレンタルができます。) - ファッションに関して、自分のお気に入りのコーディネートを決めたら、基本はそのコーディネートで過ごすようにし、服選びに時間をかけないようにする。
- あえて仕事に制限時間を設けることで、いろいろなことにあきらめがつく状態をつくる。
集中力を保つためにも脳にムダな情報が入らないようにすることが大切ですね。優柔不断なタイプの人や、作業に飽きやすい人は是非試してみてください♪
【参考】あたまナビ