疲労の原因は、自律神経が働きすぎてサビつきを起こすことで生じる「脳疲労」。
今回は、疲労の原因となる活性酸素を除去してくれる成分を含む食べ物をご紹介します。
美味しく、疲れを吹き飛ばしましょう!

脳の疲労回復に役立つ食べ物
1.イミダゾールペプチド
「イミダゾールペプチド」は、生物の筋肉に含まれている成分です。
鶏むね肉などの肉類、マグロやカツオなどの大型の回遊魚に多く含まれています。高い抗酸化力で酸化ストレスを抑えて、疲れを軽減してくれる効果があると注目の成分です♪さらに、アミノ酸に分解されて脳に届くと、再合成されるので長時間効果が持続します。
この成分は年齢を重ねるとともに減少してしまうので、ぜひ積極的に取り入れてください!
具体的には1日あたり200mgほど摂取すると良いと言われています。鶏むね肉なら100g程度。
献立に取り入れてみましょう。
2.ポリフェノール
「ポリフェノール」とは、ほとんどの植物に存在している苦味や色素の成分で、抗酸化力が圧倒的に強いと言われています。
持続性を高めるためにも、1日に何回かに分けて取り入れると良いでしょう。
・ロスマリン酸
スペアミントやローズマリーなどシソ科に含まれる。睡眠の質や記憶力・集中力のアップなど脳の健康成分として近年注目を集めている。
・アントシアニン
ブルーベリーやブドウ、プルーンなどの果実に含まれる青紫色の天然色素。
目の健康成分として良く知られている。メタボ対策や花粉によるアレルギー対策にもおすすめ。
・クロロゲン酸
コーヒーの健康成分として話題に。1日3杯程度のコーヒーが美容と健康におすすめ。

コーヒーやミントティーなら、1日の間に複数回に分けて飲みやすいと思います。是非、仕事の合間や休憩時間に飲んでみてください。
もちろん疲れの回復には、これらを食べるだけでは無く「質の高い睡眠」も必要です。
質を高めるための睡眠習慣や寝具、部屋の環境の見直しもしてみてくださいね♪
【参考】『若々』2021年7月号脳特集