ここは北欧の森の中、ブルブルくんとアイアイちゃんが散歩をしています。
「うわ〜木の実やキノコがいっぱいや〜。この前までビルベリーやサンタベリーがいっぱいやったのに、すっかり秋やな〜」
「う〜ん……う〜ん……」
「何か聞こえない?あらっ?あそこにいるのは…」
少し先に茶色い背中が見えました。
「あれ?カタグリくんやんか。何してんの?」
「あ、ブルブルくん、アイアイちゃん…。
キノコを採ろうとして抜けなくなっちゃったんだ。助けて~」
みると、2本の木に体が挟まっている。
「あら大変!」
「助けたるからちょっと待ってや」
「よいしょ!」
「イテテ!」
「カタグリくん頑張って!」
「せーの!」
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なんとか、抜くことができた。
「ありがとう!」
「カタグリくん。体が大きなったんちゃう?」
「そうなんだ。秋は美味しいものが多いから我慢できなくてつい……」
「う〜ん。確かに美味しいものを我慢するのは辛いからなぁ」
「それじゃあ、運動すればいいんじゃないかしら」
「え〜ボク運動苦手だから続かないんだ」
「楽しく運動できたら続くんちゃう?な、アイアイちゃん」
「ええ。楽しい運動といえば、ダンスね。カタグリくん、一緒に踊りましょう」
「ダンスできるかなぁ」
「できる、できる!」
それから、カタグリくんはアイアイちゃんに教えてもらったダンスを毎日踊って
美味しいものを我慢することなく食べても体重を維持したんですって。
ほら、今日も森から聞こえてきませんか?
「ブルブル アイアイ ブルーベリーアイ♪」
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