「うぅ〜ん」
「わかんないんだぞ〜」
どうやら何かに困っている紫々丸くんとカタグリくんのようです。
「おっはよ〜!どうしたん2⼈とも?」
ブルブルくんが声をかけると2⼈がハッとしてブルブルくんのほうへ向き直ります。
「この問題が難しくって〜」
「オイラたちわかんないんだぞ!」
どうやら何かの問題を解いているようです。
「そうなん?どんな問題なんや?」ブルブルくんが問いかけます。
「これだぞ!」
カタグリくんがバッと指を指した 5m ほど先には
組体操状態で積み上がっているカタグリくん⼈形(原⼨)の⼭
「アイアイちゃんにパズルクイズを出してもらっているんだけど、難しくて解けないんだぞ!」
「あの⼈形の数をこの位置から⾒ただけで数えて当てなきゃいけないんだ〜」
「近寄って数えたらあかんのか〜」
ルールを聞いているブルブルくんにアイアイちゃんが近寄ってきました
「ブルブルくんもやってみる?」
「よっしゃ!優しい問題からにしてな〜」
「フフ、じゃあいくわね♪」
そう⾔うと⽬の前に組体操状態で積み上がるブルブルくん⼈形が現れます。
よくみると 2×2×2 の⽴⽅体で積み上がっています。20 秒と表⽰も出るのでどうやら制限時間もあるみたい。
「2×2×2 だから…8!」
「正解よ!じゃあ、次からはみんなで答えてもらうわね♪」
そう⾔って今度はカタグリくん⼈形が直⽅体に似た形で積み上がっています。ですが上のほうはいくつか⼈形が抜けていてちょっと歪な形です。
「う〜ん…4×3×3 の直⽅体に積まれているんやな…」
「それでもって上の⽅は⼀番⼿前の 3 つと⼀つ後ろの 1 つが抜けているね」
「ってことは 4×3×3 から4つ引いて…32 なんだぞ!」
「そうそう!正解〜!」
嬉しそうなアイアイちゃん。
「じゃあこれが最後ね!」
そう⾔って積み上がるのは紫々丸くん⼈形
もふもふボディがくっついて正確に数えづらくなっています。
「うわ!ぼくだ!数えづらい!!」
「えっとえっと 1,2,3…6×8×5 の直⽅体なんだぞ!」
「そこから⼀番下の段の後ろから⼆番⽬が抜けてて、⼀番上の段から三番⽬の段までで 1,2,3…全部で 23 個抜けているから…」
20 秒の制限時間で三⼈は慌てながらも⼒を合わせて…
「「「答えは 217 だ!!」」」
「フフ!⼤正解〜!」 無事正解して喜ぶ3⼈。みんなは解けたかな?
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