ある夜、北欧の夜空に輝く流星の星たち。その星のカケラが落ちてきた。
ポツン、ポツン・・・
ブルベリー、サンタベリーに落ちた星のカケラは光を放って輝く。むく、むく、むく・・・
「なんやなんや」
「何が起こったの?」
いまいち状況が理解できていない本人たち。
「すごい!ボクの願いが叶ったんや!ボクは自由や~♪」嬉しさのあまり飛び回るビルベリー。
その様子を見てキョトンとしているサンタベリー。
「あ、ボクはブルブルくんや!よろしくな!」
「君は?」
「私はアイアイちゃんよ」
「アイアイちゃん!可愛いな」
「うふふ、ありがとう」
「でも、どうして私たちだけ動けるのかしら?」
「ボクが流れ星にお願いごとしてん!」
「自由に飛び回って、色んな人の役に立ちたいって」
「そしたら、星のカケラが降ってきたんや!めっちゃ嬉しいわ!」
「そうなの?」
「私もずっと私の歌やダンスを多くの人に聴いてほしいってお願いしたわ」
「そのお願いを聞いてくれたのかしら?」
「これも何かの縁や!これからよろしくな♪」ブルブルくんが手を出す。
「こちらこそよろしく!」
アイアイちゃんも手を出して握手する。
「さっそくやけど、アイアイちゃんの歌とダンスボクに見せてくれへんか?」
「もちろん、いいわよ♪」
ブルブルくんとアイアイちゃんはその日以来、仲良くなったのでした。
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