北欧の森の奥深く、幻のブルーベリー「ビルベリー」の森にブルーベリーの妖精・ブルブルくんが住んでいました。今⽇も「モイッ!」とフィンランド語の挨拶で森の仲間に元気よく声をかけています。ブルブルくんは、森のあちこちを探検するのが⼤好き。そんなブルブルくんにとって、お隣のサンタ森のアイドルであるサンタベリーの妖精・アイアイちゃんに愛に会いにいくことがとっても楽しみなことでした。
ある⽇、ブルブルくんは真っ⾚なベリーの実を⾒つけました。ブルブルくんは喜んでそのベリーを⼝にしようとすると、アイアイちゃんがふわりと現れて「ブルブルくん、ちょっと待って!」と声をかけました。どうやらその果実には秘密がある様⼦です。アイアイちゃんは、レスベラトロールビームを放って周りの景⾊を美しく輝かせると、「このベリーはただの果実じゃないの。森のみんなをハッピーにする魔法のベリーなんだから!」と説明します。
ブルブルくんは、興味津々で「そっか!じゃあ、このベリーをみんなに配ったら、森中がハッピーになるんちゃう?」と提案しました。そこで⼆⼈は協⼒して、森の仲間たちにベリーを配ることにしました。
しかし、配り終えたあと、ブルブルくんが「あれ?ボクとアイアイちゃんの分がないやん!」と気づきます。アイアイちゃんが「ふふ、ブルブルくん、私たちは森のみんなの笑顔でハッピーになったでしょ!」と微笑みかけると、ブルブルくんも思わず「ホンマやな!」と笑顔になりました。
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