ある⽇、森の広場でブルブルくんとアイアイちゃん、カタグリくん紫々丸くんが仲良く遊んでいます。
「よーし!今⽇はかくれんぼして遊ぼや〜!」
「かくれんぼ?どうやって遊ぶと??」
「かくれんぼはな、みんなそれぞれ好きな場所に隠れて、⻤さんに⾒つかったら負けや!」
「オイラ隠れるの得意ばい!!!」
「ぼく⾃信ないなぁ・・・」
「うふふ、みんな上⼿に隠れれるかしら??」
「よ〜し!!!!じゃあ、ボクが⻤やるし、みんな10数える間に隠れてや〜!」
「は〜い!!!」
「10〜9〜8〜・・・・・・0!」
「よっしゃ!探すで〜!」
ブルブルくんは隠れたみんなを探しにきます。
すると、くるんと綺麗な睫⽑が⽊の影から⾒えました。
「あ!アイアイちゃんみーつけた!」
「残念!すぐみつかっちゃったわ」
「次は誰かな〜?」
しばらく歩くとモコモコの紫の綿⽑が草むらから⾒えました。
「あ!紫々丸くんみーつけた!あれ??」
そこに紫々丸くんの姿はなく綿⽑だけがありました。
「なるほど〜紫々丸くん隠れるの上⼿やな〜」
また歩き進めると、⽊の⽳にすっぽりとハマるカタグリくんの姿を⾒つけます。
「カタグリくんみーっけ!」
「えっ?なんで⾒つかったと?オイラ、ブルブルくんのこと⾒えないよ!」
「うふふ、カタグリくん私たちからはカタグリくんのことばっちり⾒えてるわよ」
「まさに、頭隠して尻隠さずやな!」
「ほな、みんな⾒つけたし今⽇は解散や〜またな〜」
カタグリくんに気を取られすっかり忘れられてしまった紫々丸くんでした。
おわり
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